No46.ピュアRTセラムの使い方は、公式の商品ページに1つの文としてまとまっている。塗る順番と量、そして日やけ止めの条件までが、そこに続けて書かれている。販売元は株式会社桃谷順天館、ブランド名はREGLAGE(レグラージュ)で、区分は化粧品である。
公式が示す使い方の手順
公式の「ご使用方法」の前半は次のとおりである。「化粧水などで肌を整えた後、適量(パール粒大)を手のひらに取り、顔全体から首すじにかけて、丁寧にのばしてください。」
化粧水などのあとに使い、1回の量はパール粒大。塗る範囲は顔全体から首すじまでである。公式の商品ページにも「1回の使用量 パール粒大」と別に書かれている。内容量は40mLで、公式はこれを「朝夜約28日分」としている。単純に割ると、1本で朝と夜の56回ぶんという計算になる。
日中は必ず日やけ止めを
さきほどの「ご使用方法」には、続きがある。「本製品をご使用中は、紫外線ダメージを受けやすいため、日中は必ず日やけ止めをご使用ください。」
読み違えやすいのはここである。条件はこの美容液を日中に塗ったときだけではない。公式が書いているのは「ご使用中は」、つまり夜だけ使っている期間も、日中は日やけ止めを使うという条件である。
夜に使うことについては、公式が別のところでこう説明している。純粋レチノールは「攻めのケアと言われるように、超微量で効果を発揮する成分なので、特に夜の集中ケアとしておすすめです。日中にお使いの場合は、紫外線ダメージを受けやすいため、必ず日やけ止めをご使用ください」。夜を勧めつつ、日中に使うことも想定した書き方になっている。
なお公式は、純粋レチノールを「化学的にとても不安定な成分」で「化粧品に配合するには高い技術が必要」と説明し、その工夫としてセラミドのカプセルで包んでいるとしている。これは販売元の説明で、第三者が検証した結果ではない。
無香料とシトラスフローラル、全成分は同じではない
No46.ピュアRTセラムには無香料とシトラスフローラルの2種類があり、薬事販売名も異なる。無香料は『HIピュアRTセラム』、シトラスフローラルは『HIPピュアRTセラム』という名称である。
化粧品には、配合されているすべての成分を表示する全成分表示という決まりがある。無香料の全成分は、水、グリセリン、DPG、スクワラン、BG、トリエチルヘキサノイン、レチノールなど多数の成分から成る。シトラスフローラルには、これと同じ並びに、オレンジ油、ラベンダー油、ベルガモット果実油、アトラスシーダー樹皮油、香料(フランキンセンス)、ユズ果皮油、オニサルビア油、センチフォリアバラ花油、レモングラス油が加わる。
全成分表示の記載順は、原則として配合量の多い順である。ただし、1%以下の成分と着色剤は順不同で構わないため、並び順だけでは配合量を判断できない。
どちらを選んでも使い方の手順は同じで、違うのは精油9種のぶんだけである。肌に合わない成分が分かっているなら、買う前にこの並びを見ておく。通常価格は4,400円(税込)で、定期便の条件や解約の期限は買う前に確かめる話なので、ここでは扱わない。




