「好転反応」は公式のどこにも出てこない言葉
No46.ピュアRTセラムを調べると、使用後に肌が赤くなったりピリついたりしたことを「A反応」「好転反応」と呼ぶ書き方によく出会う。では、その言葉は公式のどこに書かれているのか。REGLAGE公式商品ページの記載を確認すると、書かれていることと書かれていないことがはっきり分かれる。
「A反応」も「好転反応」も、今回確認したREGLAGE公式商品ページのどこにも出てこない(2026-08-13実測)。化粧品が書ける効能効果の範囲は薬食発0721第1号の別表第1が定める56項目であり、そこにもそれらしい語は見当たらない。医薬部外品の効能効果の範囲を示す別表4-1にも、同じ語は含まれていない。
この語を使っているのは広告や個人の記事であり、制度にも公式の記載にも根拠を持たない言葉である。根拠のない言葉で肌の変化を説明しないことが、購入前にまず必要な線引きになる。
公式が実際に書いているのは「日中は必ず日やけ止めを」の一文
公式商品ページが実際に書いているのは、「化粧水などで肌を整えた後、適量(パール粒大)を手のひらに取り、顔全体から首すじにかけて、丁寧にのばしてください。本製品をご使用中は、紫外線ダメージを受けやすいため、日中は必ず日やけ止めをご使用ください。」という一文である。この記載は「ご使用方法」という使い方の説明の中にある。成分の説明にも、「純粋レチノールは攻めのケアと言われるように、超微量で効果を発揮する成分なので、特に夜の集中ケアとしておすすめです。日中にお使いの場合は、紫外線ダメージを受けやすいため、必ず日やけ止めをご使用ください。」と、同じ趣旨が繰り返されている。
「ご使用上の注意」という独立した欄は無く、注意点が専用の場所にまとまっているわけではない(2026-08-13実測)。区分は化粧品であり、医薬部外品のような承認を受けた有効成分という枠組みは無い。
肌に何が起きるか、なぜ起きるかを公式は決めていない
公式ページは、使用中に肌へ症状が出るかどうかを予測する記載をしていない。症状が出た場合の原因についても、公式は特定の説明をしていない。肌に何が起こるかを予測したり、原因をあらかじめ決めつけたりする書き方は避けたい。安全性を断定する表現も、化粧品の広告として書けるものではない。
買う前に自分で確認しておきたいこと
購入前には、公式商品ページの「ご使用方法」や注意の記載を、自分の目で読んでおきたい。使用して異常を感じたときは、使用をやめて皮膚科に相談するのが基本である。「好転反応だから続ける」と自分で判断するのは避けたい。成分ごとの解説や他社商品との比較よりも、まずは公式の記載そのものを確認することが先である。




